都市樹木との関わり

2025.9.17

おととい、駒沢公園でサクラが倒れ、けが人が出る事故があった

写真ではほとんど枯れているように見えたのに、日々の点検では気づけなかったそう

痛ましい出来事だった

 

大きな公園では枯損木の数が多く、限られた予算と人材では十分に対応できない現実がある

都市の樹木は人の都合で植えられ、過酷な環境で必死に生きている

それでも、事故が起きると「木のせい」にされてしまうのではと不安になる

 

郊外の公園で、今もナラ枯れの被害木を伐採し続ける知人がいる

もともと自然に生えていた場所を、人が道を通し公園にした結果、管理の負担が絶えない

安全は大切だが、予算や労力には限りがある

ひとが手を入れたことで、自然の循環を断ってしまっているのかもしれない

 

先週泉岳寺で見かけたマツの幹割れも、今後どう判断されるのか気になる

費用やリスクを優先すると、相手が生き物だという視点を忘れてしまいそうだ

 

数年前、とある大杉の枝が折れたが、人の少ない場所だったためそのままの姿でたっている

街路樹診断は「支障木を切る」ことが前提だという意見を先月うかがった

そういった基準が安全のためには必要な場合もある

人通りの多い場所なら、その大杉は伐採の判断をされていたかもしれない

人があとから生活圏に取り込んだ木なのに、割を食うのはいつも樹木だ

 

神宮外苑では、かつて緑化のために植えられたトウネズミモチが、今は外来種として伐採対象になっている

イチョウやトウカエデなども、見栄えや利便性の理由で簡単に伐られる時代が来るかもしれない

 

森の中では、傷んだ木の洞に動物が住み、キノコや虫が分解し、命の循環が続く

しかし都市では安全が優先され、その営みは許されない

誰も責任を取らないまま、樹木は苦情も言えずに人の都合に翻弄されている

 

だからこそ樹木医は、自然と人間社会の間に立つ「仲介者」として、木とどう向き合うかを学び続ける必要があるはずだ

 

中野の植木屋ウエヨシ

 

“植”木もひとも“喜”ぶ庭づくり

中野の植木屋ウエヨシは樹木医、一級技能士として

ひとつひとつのお庭から

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