おととい、駒沢公園でサクラが倒れ、けが人が出る事故があった
写真ではほとんど枯れているように見えたのに、日々の点検では気づけなかったそう
痛ましい出来事だった
大きな公園では枯損木の数が多く、限られた予算と人材では十分に対応できない現実がある
都市の樹木は人の都合で植えられ、過酷な環境で必死に生きている
それでも、事故が起きると「木のせい」にされてしまうのではと不安になる
郊外の公園で、今もナラ枯れの被害木を伐採し続ける知人がいる
もともと自然に生えていた場所を、人が道を通し公園にした結果、管理の負担が絶えない
安全は大切だが、予算や労力には限りがある
ひとが手を入れたことで、自然の循環を断ってしまっているのかもしれない
先週泉岳寺で見かけたマツの幹割れも、今後どう判断されるのか気になる
費用やリスクを優先すると、相手が生き物だという視点を忘れてしまいそうだ
数年前、とある大杉の枝が折れたが、人の少ない場所だったためそのままの姿でたっている
街路樹診断は「支障木を切る」ことが前提だという意見を先月うかがった
そういった基準が安全のためには必要な場合もある
人通りの多い場所なら、その大杉は伐採の判断をされていたかもしれない
人があとから生活圏に取り込んだ木なのに、割を食うのはいつも樹木だ
神宮外苑では、かつて緑化のために植えられたトウネズミモチが、今は外来種として伐採対象になっている
イチョウやトウカエデなども、見栄えや利便性の理由で簡単に伐られる時代が来るかもしれない
森の中では、傷んだ木の洞に動物が住み、キノコや虫が分解し、命の循環が続く
しかし都市では安全が優先され、その営みは許されない
誰も責任を取らないまま、樹木は苦情も言えずに人の都合に翻弄されている
だからこそ樹木医は、自然と人間社会の間に立つ「仲介者」として、木とどう向き合うかを学び続ける必要があるはずだ
中野の植木屋ウエヨシ
“植”木もひとも“喜”ぶ庭づくり
中野の植木屋ウエヨシは樹木医、一級技能士として
ひとつひとつのお庭から
ひとと植物がここちよく共生するまちを創ります
お庭の植木のメンテナンスから、デザイン、植栽、伐採、剪定、害虫駆除、除草など承ります
戸建て、マンション、アパート、事業所問わず対応しております
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